VLOOKUPでExcelがフリーズした経験ありませんか?(いまはXLOOKUPが主流かもしれませんが)
私は何度もあり、数万件のデータを検証するためにExcelが度々フリーズすることに嫌気がさしていた時期がありました。
フリーズするExcel。悲鳴をあげんばかりにパソコンのファンがうるさくなる日々。
そんな日々もPower Queryに出会ってから一変し、5分フリーズしてた処理が5秒でおわるようになりました。
はじめまして。たがみ(@tagami_pq)と申します。
IT業界20年程度のシステムエンジニアです。構築したシステムのデータ検証をExcelで実施することが多く、検証作業の効率化を模索しているときにPower Queryと出会いました。
今ではデータ分析でPower BIを活用しており、Power BI、Excelの両方でPower Queryを活用しています。
Excel業務効率化の手助けになればと当ブログを解説しました。
VLOOKUPでExcelがフリーズする
Excel 2010を使っていた時期で、5万件のデータを(他にも色々数式てんこ盛りでしたが、、)VLOOKUPで別表からデータ取得すると、5分ぐらいフリーズしたりしていました。
そういうときはACCESSを使えば高速化できるのですが、ACCESSが使える人って意外と少なくて、Excelを使わざるを得ないこともありました。
Excel 2016でVLOOKUPが400倍速くなった!?
私がExcelマクロで色々お世話になってるサイト「Office TANAKA」で、「VLOOKUP関数が400倍速くなった」という記事がありますが、Excel 2016からVLOOKUPが高速になったみたいです。
そんな噂を耳にしつつも会社では相変わらずExcel 2010を使っていました。
Excel 2016から標準搭載されたPower Queryとはなんぞや?
Excel 2016から標準搭載されたPower Queryというものがあるらしい。
使いたいけど、うちの会社はExcel 2010ですけど?
でも、アドインを入れれば2010でもPower Queryが使えるらしいということで使ってみました。
使った当時はどんな機能があるのか全然知らず「CSVファイルを読み込むが簡単で素早くできるな」ぐらいの認識でした。
他の人に共有するにしても、いちいちアドインを入れてもらわないといけないのが手間で、結局あまり活用しませんでした。
Office 365導入後に本格的にPower Queryを使い始めた
会社でOffice 365(今はMicrosoft 365になりましたが)導入後に、Power Queryが標準搭載された環境になって本格的に使い始めました。
その結果、冒頭でも書いた通り「5分フリーズしてた処理が5秒でおわる」ようになりました。
高速化以外には、同じフォーマットのファイル(CSV, Excelなど)であれば、同じフォルダに置けば一括で読み込んでくれたりと、業務効率化に使えると思い、本格的に使い始めました。
このブログの目的
今ではデータ分析でPower BIを活用しており、Power BI、Excelの両方でPower Queryを活用しています。
世の中には、大量のデータの突合や検証作業でExcelを駆使してる人が多いと思います。
そんな方たちに、Excel業務効率化の手助けになればと当ブログを解説しました。